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ニャンちゅう活動報告書

自由をテーマにした猫と自身の記録。

アートにおけるマーケティング

こんばんは。

 

昨日『"お金"から見る現代アート』(https://goo.gl/LGiaL4)という本を読みました。著者はギャラリストですので、アーティストと視点が違います。いくつか参考になったので、重要だと思った点をご紹介します。なお、かなりフィルタリングしてピックアップしてるので本書の要旨とは異なるかもしれません。

 

1. アートのマーケティング

 

アートのマーケティングはやはり難しいみたいです。これは、すべてのアーティストが肌感覚で理解していることではありますが、改めて現実を突きつけられる想いです。

 

ちなみに、僕はアートで事業化をしようと思い、アイディアを300個出して1つもスケールしそうな案がありませんでした。

 

本書において、アートのマーケティングが難しい理由としては、大半のアートは複製ができなく、元々の数が少ないからとありました。それから、逆に数を増やすと希少性が損なわれるというジレンマもあるようです。

 

売上げは、顧客数に大きく依存するので、これはもっともなことでしょう。

 

2. プライマリー・プライスとセカンダリー・プライス

 

本書で一番、参考になった考え方です。実はアートには2つの価格がありました。

  

① プライマリー・プライス
アーティストがギャラリーで新作を発表する時の価格

② セカンダリー・プライス
オークションなどの二次マーケットの価格

 

ここで、まず気に留めていただきたいことは、ギャラリーオークションの重要性です。多くのアーティストには、このステークホルダーの存在が欠けているのではないでしょうか。実際に僕はそうでした。

 

アーティスト・作品の価値が向上するロジックはある程度きまっているらしく、

 

① ギャラリーでプライマリー・プライスで購入される  

② オークションなどでセカンダリー・プライスで購入される 

③ プライマリー・プライスが向上する

 

というのが王道のようです。因みに、セカンダリーで販売されることを「アーティストにマーケットがつく」とも言うようですが、作品が安価でしか売れないアーティストは、マーケットがついていないからでは無いかと考えられます。つまり、上記の①②③のロジックを知ること、ギャラリー・オークションの重要性を知ることが大切だと言えます。

 

3. 東京の今と未来

 

現代アートの売上げは、東京1に対しニューヨークが100らしいです。両者には100倍の開きがあります。なぜ、そんなに違うのかと聞かれれば、本書にも理由が記載されているのですが、ここでは割愛します。

 

やはり、アートで成功するためにはニューヨークに行くのが、手っ取り早そうですね。アーティスト同士の競争も激しくなるかもしれませんが・・・。

 

ただ、決して日本にチャンスが無いわけではないようです。

 

もともと、日本人はアートが好きなのと、最近ではアートが買われるインフラやシステムが整備されつつあるらしいです。それに世界で活躍する日本人アーティスト、村上隆奈良美智草間彌生杉本博司らによって若い世代にも良い影響があるみたい。

 

要するに、これからってことです!

 

4. まとめ

 

色々と調べて考えてみましたが、芸術でお金を稼ぐのは中々難しそうですね。言ってみれば、基礎研究でお金を稼ごうとするようなもの。あくまで創作活動は創作活動。僕も、芸術と事業を一体化させるのは至難と結論づけるに至りました。

 

まずは、自分のやりたいことが、創作 / 研究 / 事業 どれになるかを考えてみることが大事かもしれません。その上で、折り合いをつける、若しくは突き抜けるのが良さそうです。僕は、創作45% / 研究30% / 事業25% としました。

 

何となく勝ち筋を見つけたので、しばらくはこれをやってみたいと思います!

 

おやすみなさい。